- 体の負担が少なく寝起きが快調
- 寝返りがしやすく仰向けでも横向きでも気持ちがイイ
- 朝起きた時の目覚めが良くなるし、腰の違和感も解消された
- 寝心地が硬くて慣れない
- 保証がないので体に合わないか心配
アスリートが愛用してることで有名な、凹凸で体を支える西川エアーマットレス。
西川エアーには01、03、SX、SIなどありますが、体のメンテナンスとして一番おすすめは西川エアーSIです。
この記事では西川エアーマットレスの中でなぜSIが一番おすすめなのか?
西川エアーSIの口コミはどうなの?ヘタリ安いって聞いたことがあるけど本当?
寝心地は?
など、西川エアーSIの気になる点を評価します!
目次
西川エアーだったらSIがおすすめの理由
西川エアーSIは01、03から耐久性、寝心地、通気性の高さに関して改良を重ねられたもので、SIが現時点での西川エアー最高傑作であることは間違いありません。
西川エアーといえばサッカーの三浦知良選手、野球の田中将大選手、大谷翔平選手が愛用していることで有名ですが、アスリートが使ってるのは西川エアーSI。
実際に西川ショールームで試してみればわかりますが、格段に違うのは寝心地でSIがダントツに良いです。
寝心地を左右する凹凸の数
西川エアーマットレスの中でSIが良いと断言する理由は体を支える凹凸の数。
西川エアーマットレス | 凹凸の数 |
---|---|
西川エアー01 | 1,200 |
西川エアー03 | 1,200 |
西川エアーSI | 1,860 |
凹凸で体を支えるタイプのマットレスで大切なのはどれだけ細かく体を支えるかどうか。
シモンズなどの超高級ポケットコイルマットレスが小さなスプリングコイルで体の細かい動きを吸収しているのと同じ原理で、凹凸で体を支えるマットレスも凹凸の数が体圧分散や寝心地に大きく左右します。
他にもマットレスの体重を分散させる層、支える層など細かい多層構造になってるなどの違いはありますが、細かい構造はこちらの西川エアーSI公式ページをチェックしてもらうとして、いかに公式ページの解説をちょっと補足します。
立体クロススリット構造ってナニがいいの?
西川エアーSIの凹凸は縦横に切れ込み(スリット)が入っていて、体を支えるブロックが立体構造になってるので、体圧分散はもちろん、寝てる時の熱がこもりにくい構造になってるというのが最大のメリットです。
また、体圧分散層と寝姿勢保持層に分かれてるので、西川エアーマットレスの中では抜群の寝心地の良さを誇ります。
体感としては、凹凸の数が増えることで格段に寝心地が上がっているのが一番わかります。
西川エアーSIはへたりやすく寿命が短いって本当?
Amazonや楽天での西川エアーのレビューじゃなくて、マットレスの比較をしているサイトやブログの口コミを見てると、
「西川エアーは寿命が短いのでおすすめしません」
というのを何度か見かけたことがありますが、これって本当?
確かに、凹凸で体を支えるマットレスの欠点は凹凸部分が裂けやすく、西川エアー01、03は実際にマットレスのへたりというよりも、突起部分が裂けたという感想はよくありました。
これはSIでもある程度のリスクはありますが、凹凸の高密度化と凹凸の数を増やして、マットレスにかかる負荷自体分散させることで耐久性は飛躍的に上がってます。
もちろん高反発ウレタンマットレスのメンテナンスは必要ですが、大切に使えば10年近くの寿命で快適に毎日使えます。
ちょっと話は変わりますが、「エアウィーヴは寒い」「エアウィーヴは耐熱性に弱い」っていう口コミもネット上で見かけます。
確かにエアウィーブのベッドパッドをすのこベッドなどで使えば寒いですが、エアウィーヴ四季布団は冬も暖かいし布団乾燥機も使えるくらい耐熱性が高いです。
西川エアーもエアウィーヴも色々なマットレスの種類があるので、ひとくくりにして評価しているのはちょっと注意が必要です!
話が逸れましたが、マットレスの寿命を言う意味では西川エアーSIはかなりの耐久性があるという理解で大丈夫です。
西川エアーSIを徹底評価!実体験してはじめてわかること
ここまで、西川エアーの中ではSIが最高傑作ということを伝えてきましたが、ついつい欲しくなりましたか?
確かに西川エアーSIは凹凸で体を支えるマットレスとしても最高傑作であることは間違いありませんが、デメリットもあります。
ここまで読んでくれたあなたが誤解しないように、改めて西川エアーSIを評価します。
体型に合わせて硬さが選べる
西川エアーはSIに限らず、独特の寝心地があるので原則、デパートでも百貨店でも東京西川ショールームでも寝心地を試してから買うか買わないかを判断するのがベスト。
モットンやエアウィーブのようにお試し返金保証がないしレンタルもないので。
ただ、お近くに西川エアーを試せる店舗がなくて、でも使ってみたいという人はネットで購入出来ますが、西川エアーは体格に合わせて硬さを選ぶことが出来ます。
楽天でもAmazonでも売ってますが、西川エアーの公式HPであなたにとってどの硬さが良いのかは確認して下さい。
ネット上で体型に合わせて硬さが選べるマットレスは腰痛や寝心地をよりよくするには必須です。
西川エアーSIの硬さは2種類のどちらかで選ぶしかないのでもう少しバリエーションが増えると嬉しいですね。
腰痛対策で評判のマットレスモットンもHPで体格に合わせて最適なマットレスの硬さが選べますが、どちらも自分にぴったりの寝具を選ぶには必須です。
通気性の高さは感じたか?
西川エアーSIの公式ページを見ると、クロススリット構造による通気性の高さを実現したことをアピールしてますが01、03に比べると確かに熱はこもりません。
とはいっても、高反発ウレタンマットレスなので通気性の高さはエアウィーブなどのブレスエアー系素材にはかないません。
ノーメンテナンスで使い続ければマットレス底面に黒カビが発生するし、マットレス自体に湿気がたまって寿命が早まるので陰干しなどのメンテナンスは必須です。
これは西川エアーに限らず、高反発ウレタンマットレス、ポケットコイルマットレスなども同じ。
またはマットレスに湿気を染み込ませないためにも、安くていいので敷きパッドを敷いて使うのは基本です。
敷きパッドを敷くと西川エアーの味が減少
店頭で試すのと、実際に自宅で使い続ける時に一番違うのが、敷きパッドを敷くと西川エアーSIの寝心地の味が半減してしまうということ。
夏はひんやり、冬は暖か系など肌触りを良くする意味でも、マットレスの汚れや湿気防止にも敷きパッドは安くて簡単で手間がかからないので基本的に使うべきなんですが、西川エアーSIは敷きパッドを使うと寝心地の味、良さがちょっと損なわれます。
独特のマットレスカバーの肌触りや凹凸の感触のまま使いたいなら、他のマットレスよりも多い頻度で陰干しするなどメンテナンスは必要になってきます。
面倒くさがり屋にはあまり向いてませんね。
寝心地は想像以上に硬い!
西川エアーSIはレギュラーとハードの2種類の硬さがあって、ネット上でも自分の体型に合わせて硬さが選べますがどちらも硬い寝心地です。
特にハードタイプはそれこそ筋肉質、体重がかなり重い人じゃないと使ったら必ず後悔します。
レギュラーは140ニュートンという硬さで、ハードは170ニュートンという硬さなんですが、他の同じニュートンのマットレスと比べても硬めの寝心地です。
西川エアーSIは01、03と比べて凹凸の数が多いので硬さはそこまで感じなかったんですが、口コミを見てると硬さが気になって合わなかったという人も結構います。
高反発マットレスの中でもかなりハードな寝心地になるので、買う前に試し寝することがおすすめです。
西川エアーが試せる店舗は?
事本力がある東京西川なので、西川エアーSIは全国の百貨店、家具店、デパート、東京西川ショールームで試すことが出来ます。
ただ、ロフトなどの百貨店で試すのはあまりおススメしません。
その理由は、店員さんのスキル。
西川エアーSIはかなり高価なマットレスなので、色々質問して的確に答えてほしいのは当然なんですが、どうも百貨店の寝具コーナーの店員さんは人によってばらつきがあるし、ぼんやりした答えしか返ってこないです。
もしかしたら、ここで書いたことさえ知らないことも結構あります。
マットレスだけじゃなく色々な寝具を取り扱ってるし、限界があるのでしょうがないとは思いますが……。
一番おすすめなのは東京西川の直営店で、専門スタッフの人がかなり細かくアドバイスしてくれます。
西川エアーSIの価格
西川エアーSIは厚さ9cmのマットレスタイプと厚さ14cmのベッドマットレスタイプ別に、シングル、セミダブル、ダブルの3種類のサイズ、そしてマットレスの硬さで価格が変わってきます。
サイズと厚みで価格が変わるのはわかるんですが、マットレスの硬さでも価格が変わる理由は謎です。
マットレスタイプ(厚さ9cm)のサイズ別価格
サイズ | レギュラー | ハード |
---|---|---|
シングル | 80,000円 | 95,000円 |
セミダブル | 100,000円 | 115,000円 |
ダブル | 120,000円 | 135,000円 |
ベッドマットレスタイプ(厚さ14cm)のサイズ別価格
サイズ | レギュラー | ハード |
---|---|---|
シングル | 120,000円 | 140,000円 |
セミダブル | 140,000円 | 170,000円 |
ダブル | 160,000円 | 200,000円 |
ちなみに、お試し返金保証も品質保証もないのでかなりハードルが上がって少し残念です。
まとめ
西川エアーシリーズを買う場合はSIが絶対おすすめ。
価格は高くなりますが、一番安い01でも数万円するのでどうせ高価なマットレスを買うなら寝心地が良く寿命が長いSIにして後から後悔することはないです。
ただ、良いことばかりじゃなくメンテンナンスは他のマットレスよりも小まめにした方が良いし、想像以上に硬さを感じます。
ネット上で体型に合わせてマットレスの硬さを判断できるようになってますが、お試し返金保証や硬さ交換保障などがないので検討している場合は、東京西川ショールームで試してから判断するのがベストです。