腰痛対策マットレスや高反発マットレス、体圧分散マットレスを探しているとよく比較される高反発マットレスモットンと雲のやすらぎプレミアム。
ある人はモットンの方が雲のやすらぎプレミアムより断然いいというし。
ある人は雲のやすらぎの方が快適だというし、どっちがいいのか良く分からない…。
今回はモットンと雲のやすらぎのどちらが自分に合いそうかというのを判断するために、マットレスに必要な部分で検証していきます。
目次
マットレスの基本比較
まずはモットンと雲のやすらぎプレミアムのマットレス基本比較として、価格、サイズから。
マットレスのサイズ別価格比較
モットン | 雲のやすらぎプレミアム | |
---|---|---|
シングル | 39,800円 | 39,800円 |
セミダブル | 49,800円 | 49,800円 |
ダブル | 59,800円 | 59,800円 |
モットンと雲のやすらぎプレミアムの購入価格はシングル、セミダブル、ダブルで全く同じなのでより安い方という基準では判断できませんね。
マットレスのサイズ比較
モットン | 雲のやすらぎプレミアム | |
---|---|---|
シングル | 縦:195
幅:97 厚さ:10 |
縦:200
幅:100 厚さ:17 |
セミダブル | 縦:195
幅:120 厚さ:10 |
縦:200
幅:120 厚さ:17 |
ダブル | 縦:195
幅:140 厚さ:10 |
縦:200
幅:140 厚さ:17 |
サイズは、横幅、縦幅はほぼ同じですがマットレスの厚みは雲のやすらぎプレミアムの方が重厚感があります。
モットンの厚さ10cmで底付き感はないですが、より厚みを求めるなら雲のやすらぎプレミアムです。
生産国はどちらも日本製です。
寝心地の違いを検証
モットンのマットレスは高反発ウレタン1層構造、雲のやすらぎプレミアムは高反発ウレタンと羊毛の2層構造です。
体全体を均等に支える体圧分散の観点ではモットンも雲のやすらぎも良いので、柔らかいマットレス、硬い寝具を使っている人にとってはどちらも体への負荷を軽減できる良い寝心地ですが、
羊毛のフカフカの寝心地を求めるなら雲のやすらぎプレミアムが良いし、
高反発ウレタン特有のフワフワし寝心地を求めるならモットンが良いです。
モットンと雲のやすらぎプレミアムを比較して和布団のフワフワ感が好きな人は雲のやすらぎの方が好きという人は多いですね。
最初にとっつきやすい寝心地は雲のやすらぎでしょう。
マットレスの構造比較
モットン | 雲のやすらぎプレミアム | |
---|---|---|
構造 | 高反発ウレタン1層構造 | 高反発ウレタンと羊毛の2層構造 |
また、雲のやすらぎは表裏を秋冬用、春夏用で表面生地がリバーシブルになっているのも特徴です。
ただ、夏用と言ってもひんやり感があるわけじゃなく、表裏の違いはあまり変わりはありません。
リバーシブルのマットレスはいくつかありますが、どれも劇的な寝心地の違いはないですよ。
モットンと雲のやすらぎのどちらを使うにしても、敷きパッドを使うのが当たり前なので。
モットンも雲のやすらぎも夏や冬など季節での違いは感じません。
雲のやすらぎの方が羊毛を使っている分より柔らかな寝心地、モットンは弾力性のある寝心地です。
腰のサポート感の違い
単なる寝具として使おうと思ってる人にとってはあまり重要な部分じゃないですが、モットンも雲のやすらぎも腰痛対策マットレスとして使う人が多いはず!
マットレスを腰痛や肩こり対策として使うなら、腰をしっかりとサポートして寝返りが打ちやすいことが重要です。
そして、マットレスを使う人にとっての腰のサポート感はモットンの方がより多くの人に適しやすいというのは断言できます。
その理由は、モットンは予め自分の体重に適した弾力性のマットレスを選べるからです。
体重が軽い人は高反発マットレスの中でも低めの弾力性を、
体重が重い人は高反発マットレスの中でも強めの弾力性を選ぶのが腰のサポート感を高めてくれるんです。
モットンには全サイズごとに3種類の硬さがあって、どの硬さが自分の体重に合っているのかは公式ページでチェックすることが出来ますよ。
一方、雲のやすらぎは硬さを選ぶことが出来ないので、柔らかすぎ、硬すぎと感じる人は出てきます。
どちらも気に入らなかったら返品することが出来ますが、より自分に合ったマットレスの弾力性を求めたいならモットンの方がより自分の適したものが選べます。
返金保証の違い
モットンも雲のやすらぎも公式サイトで買った場合は返金保証がついていて、一定期間使った後に返品することが出来るのでお試し感覚で使うことが出来ます。
返金保証比較
モットン | 雲のやすらぎプレミアム | |
---|---|---|
保証期間 | 90日+14日 | 100日+15日 |
モットンの場合はマットレス購入後、自宅に届いてから90日間使った後14日以内に返品すること
雲のやすらぎの場合はマットレス購入後、自宅に届いてから100日間使った後15日以内に返品すること
雲のやすらぎの方が返金保証期間が若干長いです。
どちらも、90日または100日使って満足できなかったら返品に対応しますよっていうサービスで、必ず使わなくちゃいけないわけじゃありませんがすぐに返品は出来ないこと、また楽天やその他ショッピングモールではなく公式サイトで購入しないと返品保証が使えないということだけご注意を。
マットレスの耐久性を比較検証
マットレスがどれくらい長持ちするのか、ヘタリにくいのかっていうのは数年単位でのコストパフォーマンスを考えるうえで重要です。
モットンも雲のやすらぎも数か月でヘタリが出ることはまずありません。
マットレスの耐久性を判断する際のポイントとしてマットレスの復元率というものがあります。
数万回圧縮をしてどれくらいウレタンが変形するのかをテストした結果です。
復元率比較
モットン | 雲のやすらぎプレミアム | |
---|---|---|
復元率 | 96% | 100% |
モットンも雲のやすらぎも8万回圧縮した結果の復元率になってますが、
モットンは96%でかなり高い数値、一方雲のやすらぎは100%という驚異的な結果になってます。
ただ、これはウレタンの復元率のテスト結果で、雲のやすらぎの場合は羊毛が使われているので羊毛部分の劣化の早さはある程度目をつぶるしかありません。
数か月でヘタリが出ることはありませんが、羊毛は元々カールやウロコがあるので新品時にはある程度厚みにかさ増しされてます。
なので6か月から1年程度で羊毛部分のヘタリが出てしまう事を前提にした方が良いですよ。
羊毛の特徴として陰干ししてもフンワリ感は戻らないので、新品時の寝心地がいつまでも続くわけじゃないということだけご注意を。
マットレスのダニ対策比較を検証
モットンの場合はダニやほこりを寄せ付けないウレタン1層構造なので、ダニ対策としてはほぼ何もすることはありません。
それくらいモットンのダニ対策は優秀です。
雲のやすらぎの場合もウレタン部分ではダニの心配はありませんが、羊毛部分に注意が必要です。
ダニは羊毛などの繊維で繁殖しやすいので。
雲のやすらぎの羊毛は防ダニ加工されているので、最初の数か月は特に何もすることはありませんが防ダニ加工の効果は使っていれば薄れていきます。
なので、雲のやすらぎを使う場合はより小まめな陰干し、掃除機掛けが必要ですよ。
マットレスのカビ対策を検証
モットンと雲のやすらぎはどちらも通気性が高いマットレスですが、その分寝汗が底面につきやすいのでマットレスの黒カビ対策は必要です。
黒カビはダニと比べればそれほど神経質にならなくてもいいんですが、見た目も悪いしカビアレルギーの人もいるので。
どちらもマットレスの黒カビ対策としては、マットレスの湿気を放置しないこと!
モットンと雲のやすらぎのどちらも敷き布団のように天日干しは出来ないので、風通しの良い場所で陰干しして湿気を飛ばすことが必要です。
どちらも軽いので子供でもお年寄りでも簡単に陰干しは出来ますよ。
ということで、黒カビ対策としては差はありません。
モットンと雲のやすらぎプレミアムの比較検証をまとめます
モットン | 雲のやすらぎプレミアム | |
---|---|---|
シングル | 39,800円 | 39,800円 |
セミダブル | 49,800円 | 49,800円 |
ダブル | 59,800円 | 59,800円 |
厚さ | 10cm | 17cm |
寝心地 | 〇 | ◎ |
腰のサポート | ◎ | △ |
返品期間 | 90日+14日 | 100日+15日 |
耐久性 | 〇 | △ |
ダニ対策 | ◎ | △ |
モットンと雲のやすらぎプレミアムの比較で一番の分岐点になるのは、
体重に合わせてマットレスの硬さを選べるモットンか?
羊毛のフカフカの寝心地に比べると寝心地は雲のやすらぎプレミアムより若干劣りますが、腰のサポート感と優れたダニ対策、高い耐久性で選ぶならモットンがおすすめ。
腰痛対策マットレスモットンの口コミや実際に試した腰痛改善や寝心地の評価はこちらをご覧ください。
羊毛のメリットを取り入れた雲のやすらぎプレミアムか?
硬さが選べないので腰のサポート感は人によってばらつきはありますが、羊毛のフカフカの寝心地を優先するなら雲のやすらぎプレミアム。
雲のやすらぎプレミアムの口コミや実際に試した評価はこちらをご覧ください。