マットレスの上に敷くものって何が必要?
シーツ・カバーはわかってもベッドパッドと敷きパッド、マットレストッパーの違いが分からない。
どの順番で敷けばいいのかわからない。
より快適な環境視した場合には何を敷けばいいのか?
そんな方へ、それぞれの役割などを整理しました。
今回紹介するマットレスの上に敷くものは必ずしもすべてが必要なわけじゃありません。
「自分に必要なものは?」こんな観点で見てください。
目次
マットレスの下から上に敷くものの順番とそれぞれの役割
快適な寝具環境の完全版として、順番にマットレスの下から上に敷くものまでのものとそれぞれの役割を整理しました。
人によっては必要ないものもあるし、どんな人にも必要なものがあるので、それもわかるようにしてます。
マットレスの下から上に敷くものの順番は以下の通り。
①除湿シート
マットレスの下に敷いて底面の黒カビを防止。
②ベッドマットレス本体
ここが軸になります。
③ベッドパッド
ベッドマットレスの上に敷いて保温や湿気を吸収。
④マットレスシーツ・カバー
マットレスの汚れを防止。ベッドパッドを使ってる場合はマットレスとベッドパッドの上からシーツ・カバーをかぶせます。
⑤マットレストッパー
マットレスの硬さ・柔らかさを調整します。
⑥敷きパッド
夏はひんやり、冬はあったかなど、肌触りからマットレスの保温性、放湿性を改善して、マットレスの汚れを防止します。一番上に敷きます。
除湿シートの役割はカビ防止
どんな通気性が高いベッドマットレスでも寝汗は下へ落ちるし、マットレスと底面には湿度が高くなるので放置していると黒カビが発生しやすくなります。
除湿シート・マットはマットレスの黒カビを防ぐのがメインの役割!
ベッドフレームには除湿用のマットが最初から敷かれてるものもあるのでその場合は不要ですが、
すのこベッドの上にベッドマットレスを敷く場合、フローリングにベッドマットレスを敷く場合は除湿シート・マットは必要です。
小まめに陰干しできる人は除湿シートがなくてもカビにくいのでこの場合も必要ありません。
ただダブルサイズ以上のベッドマットレスを使ってる人は敷きっぱなしが多いはずなので除湿用のシートやマットは何かしら敷くようにしましょう。
ベッドマットレス本体
ベッドマットレスは単体で寝ても底付き感のない厚さ10cm以上を選ぶようにしましょう。
寝心地や快眠できる環境の80%以上はベッドマットレスの良し悪し、使う人との相性で決まります。
ベッドパッドの役割は保温と湿度調整
ベッドパッドの主な目的は保温性や湿度調整、少しだけマットレスの柔らかさや硬さの調整の役割もあります。
順番としてはベッドマットレスとカバーの間にベッドパッドが来ます。
ベッドパッドが直接肌に触れることはないので肌触りにはこだわらなくても大丈夫です。
ベッドマットレス本体に湿気をたまりにくくして、寿命を長くする役割もありますが敷きパッドだけで十分という人もいるしそこまで重要でもありません。
マットレスカバー又はボックスシーツの役割は汚れ防止
マットレスカバーやボックスシーツはマットレスを使ってる人必須です。
シーツやカバーのメインの役割はマットレスの汚れを防止すること。
また、ベッドパッドや敷きパッドを使わない人はマットレスのシーツやカバーの肌触りも重要です。
ペットの毛がつきにくいとか、吸湿性高いとか、肌触りがイイコットン、シルクのマットレスシーツやカバーなど色々な機能性の高いものがあります。
私はニトリや無印のボックスシーツで十分満足できてます。
ベッドパッドを使う人はベッドマットレスの上にベッドパッドを敷いてその上にシーツやカバーを。
マットレストッパーの役割はマットレスの硬さ改善
マットレストッパーとは硬いベッドマットレスの柔らかみを調整するのが目的です。
柔らかいマットレスをもう少し硬くしたいという人もいますが、
柔らかいマットレスの上に硬いマットレストッパーを敷いても寝姿勢が崩れるので、基本的には硬いベッドマットレスの上に柔らかなマットレストッパーを敷くのがおすすめです。
現在使ってるベッドマットレスの柔らかさに問題がない人は不要です。
マットレストッパーについてもう少し詳しく知りたい方はマットレストッパーってなに?ベッドパッドとの違いから効果的な使い方まで!をご覧ください。
敷きパッドの役割は保温と吸湿と肌触り
敷きパッドは保温性、放湿性や吸湿性、夏だったら接触冷感などのひんやりした肌触り、冬の寒い季節だったらあたたかな肌触りなど、役割はたくさん!
もちろんベッドマットレスの汚れ防止にもなるので必須です。
最近はベッドパッドと同じ機能をもってる敷きパッドがほとんどでドンキやニトリ、楽天やAmazonでかなり低価格で良質なものがあるので是非手にしてください。
敷きパッドはベッドマットレスを使う場合は必須です。

マットレスの上に敷いてはいけないヤツ!
除湿シートを除いてマットレスの上に敷くものとそれぞれの役割をまとめましたが、改めてマットレスの上に敷いてはいけないヤツを。
マットレスの上に敷き布団は敷いてはいけない理由
敷布団はそれだけで、マットレスはマットレスだけで寝ることを前提にしてます。
ベッドパッドやマットレストッパーはそれを前提としたうえで、設計された寝具なのでベッドマットレスの上に敷いても問題ありません。
もちろんシーツやカバー、敷きパッドは寝心地を左右するよりも、マットレスの汚れ防止がメインの目的なのでベッドマットレスを大切に使いたい人にとっては必須です。
ただ、ベッドマットレスの上に敷布団を敷くとせっかくのマットレスの寝心地が悪くなるばかりか、
寝姿勢が崩れるので寝起きに体が痛くなったり腰が痛くなったりしてしまうので、マットレスと敷布団の組み合わせはおすすめできません。
ベッドマットレスの上にベッドマットレスを敷いてはいけない理由
何とか寝心地を良くしようと、ちょこちょこ買い足す人がたまにいます。
ベッドパッドやマットレストッパーを追加するくらいだったらいいんですが、ベッドマットレスの上にベッドマットレスを敷く人もいます。
ベッドマットレスの上に敷くのはベッドパッド、マットレストッパー、敷きパッドです。
ベッドマットレスを2枚以上重ねると、もはや寝心地の悪さがどこにあるのかわからなくなってしまいます。
マットレスの上に敷くもののまとめ
これまでの解説を表にしました。
ベッドマットレスを軸に考えて、シーツ・カバー、敷きパッドは必須です。
種類 | 目的 | 必要性 |
---|---|---|
除湿シート | マットレスのカビ防止 | ベッドフレームにマットがある場合は不要 |
ベッドマットレス | 快眠・体調管理 | 必須 |
ベッドパッド | 保温性・吸湿性の改善 | 必要に応じて(敷きパッドがあれば要らない) |
マットレスシーツ・カバー | マットレスの汚れ防止と肌触りの改善 | 必須 |
マットレストッパー | マットレスの硬さ改善 | 必要に応じて |
敷きパッド | 保温性・吸湿性・肌触りの改善とマットレスの汚れ防止 | 必須 |
マットレスを買うと専用カバーがついてるくるケースも多いので、必須で追加でそろえるものとしては敷きパッドです。
それ以外は必要に応じてそろえてください。