腰痛持ちが低反発マットレスを使って楽になるための3か条です

「低反発マットレスが腰痛の原因になる」

「腰痛持ちは低反発マットレスよりも高反発マットレスがよい」

そんな言葉を年度も聞いたことがあるしネットでも目にしてことがありますが、間違ってないけど正しくもありません。

低反発マットレスが腰に負担がかかって、腰痛の原因になるのであれば、テンピュールマットレスもトゥルースリーパーが人気を持続してる訳がないので。

低反発マットレスは間違った使い方をすれば腰痛にもなりますが、寝具環境に合った選び方をすれば低反発マットレスは腰痛持ちにはかなり嬉しいマットレスです！

ということで、腰痛持ちが低反発マットレスを使って腰痛が楽になるためにチェックして損はないことを3つにまとめました。

低反発マットレスで腰が楽になるケースを整理

一般的に1日の1/4～1/3が睡眠時間なので寝具環境、特にマットレスで腰が楽になるかどうかはかなり重要です！

まずマットレスが原因で腰痛になるパターンは

この2つ。

そして、低反発マットレスを使って腰痛が楽になるのは後者のパターン。

ちょっと補足します。

寝起きに腰が痛くて、使っているマットレスが柔らかすぎて寝返りが打ちにくい、腰が沈んでる感覚がある人は低反発マットレスは避けた方が良いです。

高反発マットレスで腰が楽になる人はこのパータンがほぼ100%といっても過言じゃありません。

今使ってるマットレスが相当柔らかい人が低反発マットレスを使う理由は0です。

マットレスが硬すぎて腰が圧迫されて寝起きに腰が痛いと感じる人にとって艇は発マットレスを使うとかなり楽になる可能性が高いです。

なんとなく高反発マットレスが腰痛に良いということを聞いて、とにかく硬いマットレスを買って逆に腰が痛くなった人、

安いボンネルコイルマットレスを買ったけどコイルスプリングがゴツゴツ腰にあたって痛いと感じてる人、

せんべい布団を使ってたけど体が痛くて限界と感じてる人、

そんな人こそ低反発マットレスで腰が楽になることがあります。

低反発マットレスの魅力は体の一部に負荷がかからない体圧分散なので。

硬い布団やマットレスを使っていて腰が当たって寝起きの体が痛いと感じる人には低反発マットレスを使うメリットはかなり大きいですが、低反発マットレスは厚さ5cm程度のものを選ぶのがベストです。

中には厚み十分で重厚感のある低反発マットレスもありますが、厚みがある低反発マットレスだと腰が沈み込んでしまう、寝返りが打ちにくくて体がかたくなるデメリットがあります。

厚さ2～5cm程度のマットレストッパーの低反発マットレスであれば、腰が沈み込みすぎることがなく、寝返りが打ちにくくなることもなく、体圧分散もかなり改善されます。

腰痛に良いマットレスは体圧分散と腰に負担がかからない寝姿勢が重要です！

その意味で、今使ってるマットレスが硬くて腰が痛いし寝心地も悪いと感じてる人が薄い低反発マットレスを硬いマットレスの上に敷くことで寝心地も腰のサポート感にも合ってます。

こんなに薄くて大丈夫かな？というくらいがちょうどいいです。

ということで、低反発マットレスは厚さ2～5cm程度のマットレストッパーを使うのがおすすめです。

時々「低反発マットレスを上敷きに使ってるけど腰が痛い」と相談を受けることがあります。

聞いてみると

へたりが目立つ、老朽化したベッドマットレスの上に低反発のマットレストッパーを使ってるケースが殆どです。

老朽化して歪みを感じるマットレス、へたりが来たマットレスの上に低反発マットレスを重ねて敷いても寝姿勢が崩れてしまいます。

寝心地はそこそこ良くなったとしても、何日も使ってると体が歪んできてしまうので、土台になるベッドマットレスは硬くて新しいものがおすすめです。

低反発マットレスが腰痛に良くないなんてことありません。

ただ、柔らかいマットレスの上に低反発マットレスを重ねて敷いても意味がないということ。

分厚い低反発マットレスだと腰が沈み込みすぎて寝返りが打ちにくくなって腰に負担がかかるので、マットレストッパーを上に敷いて使うこと。

老朽化したベッドマットレスの上に低反発マットレスを敷いても寝姿勢は崩れたままなので、ベッドマットレスが老朽化した場合は買い替えること。

これが重要です。

老朽化してない（歪みやヘタリがない）ベッドマットレスを使っていて、腰に圧迫感があって体が痛いと思う人はマットレストッパーとして低反発マットレスを使うのはかなりおすすめです。

マットレストッパーなのでベッドマットレスと比べてもコストパフォーマンスも抜群です。