マットレスはベッドに敷きますか、フローリングや畳に直接敷きますか?
今回はマットレスをベッド、畳、フローリングで使う場合の豆知識、より快適に長く使うために誰でも簡単に出来るテクニックをお伝えします。
目次
マットレスをフローリングや畳に直接敷いて使う場合に意識すべきこと
マットレスはフローリングや畳の上に直接敷いて使う人も多いですが、意識してほしいことは十分な厚みがあることと、カビ対策。
フローリングや畳に敷くなら厚さ10cm以上のマットレスを
マットレスをフローリングや畳に直接敷く場合、薄いタイプのマットレスだと床に尾てい骨や肩が当たって寝心地が悪くなるし腰、尾てい骨、肩が痛くなる可能性もあります。
特に柔らかいマットレスだと腰が沈むので尾てい骨が床にあたります。
マットレスを床や畳に敷いて使う場合は10cmの厚さと柔らかすぎないことが重要です。
もし薄いマットレスの場合はマットレスの上に布団を敷いて使う人もいますが、その場合は硬い寝具の上に柔らかい寝具を上に重ねることがポイントです。
マットレスをフローリングや畳に敷く場合はこのカビ対策を意識
モットンを畳やフローリングに直接敷いて使う場合に意識してほしいもう一つはカビ対策。
フローリングや畳は結露がたまりやすく、そのまま放置しておくとマットレスの底面に黒カビが発生しやすくなります。
通気性の高いマットレス素材を使っていても、寝汗も下に落ちるし、部屋の湿度から結露がマットレスに付着してしまいます。
対策としては除湿シートを使うのもアリですが、1週間に1度は数時間壁に立てかけて陰干しすることをおすすめします。
風通しの良い場所が最高ですが、そのままマットレスを敷きっぱなしにするよりただ壁に立てかけるだけでカビの尽きやすさに雲泥の差が出ます。
以上がマットレスをフローリングや畳に敷いて使う時に意識してほしい重要なことでした!
それほど重要じゃないですが、フローリングや畳の上に直接マットレスを敷いて使うと滑りやすく、微妙に位置がズレます。
神経質な人は気になるかもしれないので、フローリングや畳とマットレスの間に滑り止め防止のフロアマット、シーツなどを挟むといいですよ。
または滑りにくい素材のマットレスカバーもいいですね。
マットレスをベッドに敷いて使う場合に意識すべきコト
マットレスのサイズがあえば基本的にどんなベッドでもいいです。
ベッドにマットレスを敷いて使う場合の注意としては、フローリングや畳と同じで薄いマットレス1枚を敷いて使わないこと!
寝心地が悪くなるのもそうですが、マットレスに厚みがないと負荷がダイレクトにマットレスの底にかかって底板が割れてしまう可能性があるので。
ベッドにマットレスを敷く場合も厚さ10cm以上を目安とすることをおすすめします。
今はウッドスプリングなどベッドそのものが寝心地が良くなる工夫がされてるものもありますが、すのこベッドは比較的低価格で通気性も高いのでおすすめです。
すのこ上になっているので湿気がマットレスの底にたまりにくく、マットレスの寿命も長持ちするし、黒カビもつきにくいですよ。
もう一つちょっとしたポイントですが、収納できるタイプのベッドでもモノをたくさん収納せず、少し隙間を作ることを意識して下さい。
ベッドの収納スペースがいっぱいだと湿気が下に抜けにくくなるので。
マットレスを敷いてはいけない場所
マットレスは柔らかいマットレス、使い古したマットレスの上に敷くのはやめましょう。
マットレスを2枚重ねで使う場合、下に来る寝具が柔らかいと寝姿勢が歪んでしまいます。
硬めのマットレスの上に敷く場合でも、使い古したマットレスがどこかしら歪みがあります。
歪んだマットレスの上に新しいマットレスを敷いても全体で見れば歪んだ状態の上に寝ることには変わりありません。
今は体圧分散と寝返りが打ちやすい弾力性を持つマットレスがありますが、それらのマットレスを使うメリットを考えたら柔らかいマットレスや使い古したマットレスの上に敷かないで、基本的にはマットレス単体で使うのがベストです。
マットレスには敷きパッドは必須です
どんなマットレスの場合でも言えることですが敷きパッドは必須です。
特殊なマットレスを除いて、基本的にマットレスを丸洗いすることは出来ないので汚れ防止にもなるし、
夏はひんやり系の敷きパッド、冬は保温性の高い敷きパッド、子供用には吸水性の高い敷きパッドが安く買える時代です。
マットレスのカビ防止にもなるし寝心地も快適になるので、薄くて安いのでいいので敷きパッドは使うことがおすすめです。
近くのニトリでもドンキでも楽天でもAmazonでも安くていい敷きパッドが色々あります。。
マットレスの使い方まとめ
マットレス単体でベッド、フローリングや畳の上に敷いて使う場合は厚さ10cm以上を目安にしてください。
2枚のマットレスを重ねて使う、又は布団とマットレスを重ねて使う場合は硬いマットレスが下、柔らかいマットレスが上に来るように心がけましょう!
敷き場所は柔らかいマットレスの上以外だったらどこでも大丈夫です。