睡眠コスパ最大化!マットレスに必要な寝具を敷く順番・目的・必要性の3つで解説

より長い期間、より快適に、より清潔にマットレスを使うために必要なものは何か?

あなたの環境に合わせてマットレスの上や下に敷く必要なものから、その順番を含めて解説します。

あなたの快適な睡眠環境の参考になれば幸いです。

マットレスに必要なモノを完全に装備したらこうなる!

ここで紹介するもの全てをそろえる必要はありませんが、一般的にマットレスに必要なものを揃えたら以下のようになります。

マットレスの上下に敷くもの

  • 敷きパッド
  • カバー・ボックスシーツ
  • ベッドパッド又はマットレストッパー
  • マットレス本体
  • 除湿シート
  • ベッド・畳・フローリング

それぞれ下に敷くものから補足説明を。

除湿シートの最大の目的・敷く順番・必要性

除湿シートはその名前の通りマットレスの底面に湿気がたまるのを防ぐために一番下に敷いて使います。

通気性の悪いマットレスは、寝汗がマットレス内部にたまってヘタリや臭いの原因になりますが、通気性の高いマットレスであればあるほど寝汗がマットレスを通して底面に溜まり黒カビの原因になります。

特にフローリングや畳など床の上に直接敷くと結露がたまりやすいのでマットレスだけじゃなく床にカビが出来ることもあるので要注意。

そのため、除湿シートを敷いてマットレスや床の黒カビが防ぐのは長持ちさせたいなら必須です!

また、エアウィーヴなど通気性が高い樹脂ファイバーのマットレスを使う場合は床の冷気を防ぐためにも保温性の高い除湿シートがおすすめです。

湿気の溜まり具合が分かる専用の除湿シートを使うのがベストですが、なにも使わないよりはフロアマットなどで代用してもいいですよ。

除湿シートの寿命や選び方はこちらで詳しく解説してます。

マットレス本体

高反発・低反発のウレタンマットレス、ボンネルコイル・ポケットコイルのコイルスプリングマットレス、丸洗いできて通気性の高い樹脂ファイバーのマットレス、ラテックスなどの天然素材のマットレス、安いマットレスからシングルで数十万円以上のものまで色々ありますが、重要なのは自分の体や生活スタイルに合うかどうか。

寝心地や寝起きの快適さでマットレスは全ての寝具で一番重要なポジションにあります。

ベッドパッド又はマットレストッパーの最大の目的・敷く順番・必要性

ベッドパッドまたはマットレストッパーは寝汗などでマットレスを汚してしまうことを防ぐ役割もありますが最大の目的は、使ってるマットレスが「ちょっと硬くて寝心地が悪い、寝てると腰が痛くなる」という場合にマットレスの上に重ねて寝心地を改善することが目的です。

ベッドパッドまたはマットレストッパーはマットレスの上、マットレスカバー・ボックスシーツの下です。

硬くて寝心地が合わない場合でも高いお金を払ってマットレスを買い替えなくても、安いベッドパッドやマットレストッパーを使うことでグレードアップ出来ます。

ちなみに、ベッドパッドとマットレストッパーは厚みの違いで目的は同じ。

一般的にベッドパッドは厚さが2cm程度、マットレストッパーは厚さが5cm程度で厚みがある分マットレストッパーの方が寝心地の改善度はあがりますが値段が高くなります。

厚さは2cm程度のベッドパッドでかなり寝心地は改善されるので予算を抑えるならベッドパッドで十分です。

使っているマットレスの寝心地に問題がない場合はベッドパッドもマットレストッパーも必要ありません。

マットレストッパーってなに?ベッドパッドとの違いから効果的な使い方まで!で選び方などを詳しく解説しました。

カバー・ボックスシーツの最大の目的・敷く順番・必要性

肌触りなども重要ですがカバーやシーツはマットレスの汚れを防ぐことが最大の目的です。

髪の毛、ホコリなど生活しているとどうしても発生してしまうのでマットレス本体に付着することを防ぎます。

ベッドパッドまたはマットレストッパーを使う場合はマットレス本体とベッドパッドまたはマットレストッパーごとカバーやボックスシーツをかぶせます。

シーツやカバーはどんなマットレスでも必須です。

今は専用カバーやシーツがセットになってるマットレスもありますが、定期的に洗濯するものなので2セットは用意すべきですね。

防水性の高いシーツ、シルクなどの肌触りの良いシーツ、ペットの毛がつきにくいシーツなど色々あるので好みと予算に応じて選びましょう!

敷きパッドを使う場合はシーツの肌触りは無視しても構いません。

敷きパッドの最大の目的・敷く順番・必要性

敷きパッドはマットレスカバー・ボックスシーツの上に敷いて使うもので、防水と肌の接触温度を調整することが最大の目的です。

防水性の低いシーツやベッドパッドを使っていない場合は防水性の高いものを選ぶようにしましょう!

敷きパッドは通年使えるものもありますが、夏は接触冷感のひんやり系敷きパッド、冬は保温性の高いあったか敷きパッドが人気です。

敷きパッドはシーツの上に敷いて肌が直接触れるものなので、肌触りが一番重要で、快眠性を上げるのとマットレスの寿命を延ばすにはどんなマットレスを使っていても敷きパッドは必要です。

詳しい解説はおすすめの敷きパッドの選び方!夏・冬の寝心地が3倍快適になる極意をご覧ください。

マットレスを使うならこれだけはそろえておくべきのはこの3つ

マットレスの寝心地に問題なければ、除湿シート、カバー・シーツ、敷きパッドの3点セットがあれば十分です。

更に言えば、除湿シートをわざわざ追加で用意しなくても自宅にあるラグマットやカーペットなどを敷いてる人もいます。

ぶっちゃけ、除湿シートも敷きパッドもなくマットレスのシーツだけかぶせて使ってる人もいますが、かなり小まめに陰干しなどのメンテナンスをしないとマットレスの黒カビ、ダニなどの可能性は高くなって、マットレスを買い替える、病院に行く、薬を買うなどお金がかかるので、長い目で見たら除湿シート、カバー・シーツ、敷きパッドを用意する方が安くて快適に使えます。

結論!マットレス選びが一番重要

快適な寝心地や寝起きに快適さにはマットレスが合うか合わないかが一番重要ですが、安いマットレスでも必要なものをそろえれば快適さ清潔さも寿命も延びます。

どんなマットレスでも敷きパッド、シーツ、除湿シートは揃えるべき!

体に合わない硬さのマットレスを買ってしまった場合はベッドマッドかマットレストッパーが必要になるし、

通気性が悪いマットレスの場合は敷きパッドやシーツの防水機能が必要になります。

値段が高いマットレスが良いマットレスではありませんが、まずは自分の体に合うマットレス、生活スタイルに合ったマットレスを選ぶのが一番重要です。

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