寒い季節、男性も女性も冷え性で悩む人の中には靴下を履いて寝る人も多いです。
ただ、靴下を履いて寝ると親の死に目に会えないなどの迷信があるくらい良くないこととされてましたが実際はどうなのか?
靴下を履いて寝るメリットとデメリット、そして寝る時にはく場合の靴下選びのポイントをまとめました。
目次
靴下を履いて寝るメリット
靴下を履いて寝る人のほとんどは冷え性対策ですが、美意識が高い人はかかとのカサカサなどの乾燥対策やむくみ対策としても使ってる人もいます。
靴下を履いて足先の冷たさをやわらげる
寝る時に靴下を履く人の90%以上は冷え性対策。
足先が冷たくて中々寝にくいので少しでもやわらげて寝やすくするのが大きな理由です。
靴下なしだと足先が冷たくて寝るまでに時間がかかってしまうっていう場合は、靴下を履くことに大きな意味があるので寝つきやすいのであれば靴下をはくべきです。
ただ、根本的に冷え性を改善できるわけじゃなく場合によっては冷え性が悪化する可能性もあるので要注意。
かかとの乾燥を防ぐなどの美容
マスクをして保湿する人も多いですが、寝る時に靴下をはく人も同じくかかとのカサカサを防止することを目的に靴下を履く人も。
中にはむくみ解消としてレッグウォーマーを履いて寝る人もいます。
特に寒い季節は乾燥しやすいので、靴下を履いて足を保湿する意味ではメリットはあります。
ただ、冷え性じゃない場合美容のためだけに靴下を履いて寝るのは寝心地が悪くなって快眠が取れず美用としてマイナスになる可能性もあるし、足が臭くなりやすいっていうのは意識して下さいね。
靴下を履いて寝るデメリット
靴下を履いて寝るのはデメリットがあるので要チェック!
寝つきが悪くなる
足先が冷えて寝つきが悪い冷え性の人は別として、美容目的で靴下をはいたまま寝る人は寝つきが悪くなる可能性が高くなりますよ!
私たちは寝る時に体温が下がって眠気を感じるし、深い眠りの最中は体温が下がってます。
なのに靴下を履いていると中々体温が下がらない状態になってしまうので、寝付きが悪くなったり深い眠りできないので寝起きにもだるさや疲れが残るという可能性があります。
快眠は体調だけじゃなく美容にも重要なので、もし美容目的で靴下やレッグウォーマーをはいたまま寝てる人の中で靴下を履いてると寝付きにくい、熟睡できないと感じるようであれば靴下ははかずに寝ることをおすすめします。
足の冷えが治らない
特にナイロン、ポリエステル、アクリルなどの化学繊維の靴下を吐いて寝る人は要注意!
化学繊維の靴下は吸湿性、放湿性が低いので靴下をはいたまま寝ると足の寝汗で足が冷えます。
足先が冷たくて靴下を履くのはいいんですが、寝ている最中に足が冷たくなってしまうので寝起きの冷たさは残るし足先の冷えが良くなるどころか悪化する可能性があります。
冬でも私たちはコップ一杯の寝汗をかくので、靴下を履いて寝る場合は湿気がこもらないものを選ぶのが重要です。
寝る時に履く靴下選びで見るべき2つのポイント
基本的に靴下は履かないで裸足で寝るのが快眠の基本ですが、冷え性の人は靴下なしだと足先が冷たくて中々眠れない…。
こんな場合はなるべく靴下を履いて寝るデメリットが少ない、以下2つのポイントで靴下を選ぶのが重要です。
寝る時の靴下は吸湿性と放湿性が高いシルク素材を選ぶべし!
靴下を履いて寝るデメリットでも解説しましたが、化学繊維の靴下だと放湿性が悪くて寝汗で足が冷えるので避けるのが無難。
靴下を履いて寝るのであれば、シルクやコットンなど天然素材の吸湿性や放湿性が高い素材の靴下を選ぶのがおすすめです。
通販などでは「寝るよう靴下」が人気があって温熱効果が高いことを売りにしてますが、必ず化学繊維なのかどうかはチェックして下さい。
温め過ぎても熟睡できなくなるし、吸湿性や放湿性が低いと逆効果になるので。
ということで、まず靴下を履いて寝るのであればシルクの靴下を選ぶことがおすすめです。
寝る時にはく靴下は普段より大きめのサイズをえらぶべし
寝る時にはく靴下のサイズは1サイズ以上は大きめなのがおすすめです。
ジャストフィットまたはキツさを感じる靴下だと、血行が悪くなるので快眠には向いてません。
また、血行が悪くなるのは冷え性の天敵です。
寝るよう靴下は基本的に緩めのサイズが多いですが、手持ちの靴下などを使う場合は出来るだけ緩めのサイズを選ぶことをおすすめします。
靴下を履いて寝ることのまとめ
足先が冷たくて寝れない場合以外は裸足で寝るのが快眠の基本です。
どうしても靴下がないと辛い場合は、化学繊維の靴下は避けてシルクの靴下でゆるめのサイズを選ぶようにしてください。
シルクの靴下は化学繊維の靴下と比べるとちょっと高くなりますが、それでもしょせん靴下なのでお手頃価格で買えます。
快眠の基本は保温と放湿です。
冬のつらい時期に少しでも気持ちよく寝れることの参考になったら幸いです!